真性包茎vs仮性包茎 違いと見分け方

2024年9月9日

真性包茎vs仮性包茎 違いと見分け方

手で動かすことができる

真性包茎と仮性包茎の見分け方のひとつに、包皮を手で動かすことができるか否かと確認する方法があります。
包皮を優しく指でスライドさせることで亀頭が露出するなら仮性包茎の可能性が高く、逆に露出させることができなければ真性包茎の可能性が考えられます。
もしも成長期である場合は、亀頭や陰茎が成長することで自然に露出した状態になり、改善されることが期待できます。
しかし、患者さんの状態によっては成長期を経てもなお包皮に覆われている場合があります。
一方、成長期が終わっている年代で亀頭が包皮に覆われている場合は、真性包茎という見分け方ができます。
自然治癒が不可能だと判断されたり、日常生活や性生活に支障を来たすことがあれば、手術をして改善を図ることがあります。
専門知識のある医師に適切な見分け方をしてもらい、成長の可否や手術の必要性について検討を行い、患者さんにとってベストな状態になるよう判断されます。

自然に露出するか否か

一見すると包茎に見えても、勃起することでどうなるのかを判断する見分け方があります。
勃起した際に自然に亀頭が露出するならば仮性包茎の可能性が高く、勃起してもなお亀頭が包皮に覆われているなら真性包茎の可能性が高いと言う見分け方ができます。
勃起して亀頭が露出する場合は、成長期ならば陰茎や亀頭の成長に応じて解消されることがあったり、リングを一時的に装着するなど簡易的な治療法で治せる場合があります。
軽度の仮性包茎であっても早期の解決を目指して、手術を決断することがあります。
一方、勃起しても包皮に亀頭が覆われ、なおかつ手でスライドさせるのも難しい場合には真性包茎となり、重度ならば手術しか解決する手段がありません。
ただし、日常生活に支障が無い場合は、たとえ真性包茎であっても無理をして手術をしない場合もあります。
日頃の過ごし方やパートナーの有無、ナイトライフの充実度などをはじめ、医師の診断や患者さんの意向などを勘案して最終的に手術を実施するか否かを決定します。

まとめ

仮性包茎や真性包茎には個人差はあるものの、そのほとんどは見分け方が存在することが分かりました。
どのような状態なのかを見極めることで日常生活への影響や手術の必要性などを判断することができ、その後の方針を定めることができます。
ナチュラルに過ごす方も居るほか、早期に手術をして自分らしさを取り戻した方もいます。
何がベストなのかは人それぞれですが、迷った時には専門のクリニックに所属している医師に相談するのがおすすめです。